cron式の書き方 — 5フィールドの読み方
更新日 2026-07-28
cron(クーロン)式は、「毎朝 9 時」「平日だけ」「5 分ごと」のような繰り返しスケジュールを 1 行で表す記法です。サーバーの定期処理や CI、各種ジョブスケジューラで広く使われます。慣れないと記号が暗号のように見えますが、5 つのフィールドの意味を押さえれば読めるようになります。
5つのフィールド
一般的な cron 式は、空白で区切られた 5 つのフィールドで構成されます。左から順に「分・時・日(月の何日)・月・曜日」です。例えば「0 9 * * 1-5」は、分=0、時=9、日=すべて、月=すべて、曜日=月〜金、を意味し、「平日の朝 9 時ちょうど」を表します。
よく使う記号
- * … そのフィールドの「すべての値」(毎分/毎時など)
- , … 値の列挙(例: 1,15 は 1 と 15)
- - … 範囲(例: 1-5 は 1 から 5 まで)
- */n … n ごと(例: 分に */5 で 5 分ごと)
- 曜日は 0〜6(0=日曜)。多くの実装で 7 も日曜として扱われます
「日」と「曜日」を両方指定したとき
注意が必要なのが、日(3 番目)と曜日(5 番目)の両方を「*以外」で指定した場合です。伝統的な cron では、これらは AND ではなく OR で扱われます。つまり「毎月 1 日」または「毎週月曜」のように、どちらかの条件に合えば実行されます。直感に反しやすいポイントなので、複雑な条件は分けて書くか、実際の次回実行時刻で確認するのが安全です。
秒やタイムゾーンに注意
標準的な 5 フィールドの cron には「秒」のフィールドはありません(秒まで指定できるのは一部の拡張実装です)。また、いつの時刻で評価されるか(サーバーのタイムゾーンかどうか)は環境によって異なります。意図した時刻に動くか、必ず実際の次回実行で確かめましょう。
当サイトの cron式パーサに式を入力すると、人が読める説明と次回以降の実行時刻を確認できます(5 フィールド・ブラウザのローカル時刻基準)。書いた式が意図どおりかのチェックにご利用ください。