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ToolDesk

QRコードの誤り訂正レベル(L/M/Q/H)の選び方

更新日 2026-07-28

QRコードには「誤り訂正(error correction)」という仕組みがあり、多少の汚れや欠けがあっても読み取れるようになっています。生成時に選ぶ L・M・Q・H の 4 段階がこの復元力を決めます。この記事では、それぞれの違いと、用途に応じた選び方を解説します。

誤り訂正レベルとは

誤り訂正レベルは、QRコード内に持たせる「予備データ」の量です。予備が多いほど、破損した部分を推測して復元でき、読み取り成功率が上がります。ただし予備データが増えるぶんコードは複雑(モジュールが密)になり、同じ情報でもサイズが大きくなります。

4段階のおおよその復元力

  • L(低): 約7% まで復元。最も単純なコード。破損リスクの低い画面表示向け
  • M(中): 約15% まで復元。一般的な用途のバランス型。多くの場面で無難
  • Q(高): 約25% まで復元。印刷物や多少の汚れが想定される場面向け
  • H(最高): 約30% まで復元。屋外掲示やロゴを重ねる場合など、破損に強くしたいとき

用途別のおすすめ

画面に表示してその場で読んでもらうだけなら、L か M で十分です。チラシや名刺などの印刷物は、擦れや折れを考えて M〜Q が安心です。屋外のポスターやシールなど、傷や汚れが避けられない場所では Q〜H を選びましょう。中央にロゴを重ねるデザインでは、ロゴで隠れる部分を補うために H が推奨されます。

注意:レベルを上げすぎるデメリット

H を選べば安心というわけではありません。レベルを上げるほどコードは密になり、小さく印刷したときに読み取りづらくなることがあります。特に情報量(URL の長さ)が多い場合は、レベルとサイズのバランスが重要です。まず M で試し、読み取りにくい環境なら段階的に上げるのが実用的です。

当サイトの QRコード生成ツールでは、L/M/Q/H の切り替えと前景・背景の色指定ができ、低コントラストのときは警告も表示します。作成した QR は QRコード読み取りツールで実際に読めるか確認しておくと安心です。